テレワークの監視は立派なパワハラです!【マイクロマネジメント】

社畜ライフハック

IT企業やデザイン系ではテレワークで業務を進めることも多いと思いますが、その際上司からオンライン状態を監視されたような経験はありますか?

たとえば、オフライン状態になったことを細かく指摘されたり、10分以内の反応を義務付けられたりといったことです。

実はこれ「マイクロマネジメント」と呼ばれるパワハラに該当します。

この記事ではそんなテレワークにまつわるパワーハラスメントについて、問題点をわかりやすくまとめていきます。


マイクロマネジメントとは?

マイクロマネジメントとは、上司が部下の仕事に対し過度に干渉することです。本人はしっかりと管理しているつもりかもしれませんが、実際は部下のモチベーションや自主性を阻害しパフォーマンスを下げるどころか、ストレスを与えかねない立派なパワーハラスメントです。

ではテレワーク時のマイクロマネジメントは何が問題なのでしょうか?


問題点

テレワーク時のチャットで常にオンライン状態を監視したり、10分以内の反応を義務付けることの問題点が以下です。

  1. 生産性の低下
    常に即時対応を求めると、集中力を要する業務(開発、企画、設計等)が細切れになりやすく、深い思考や創造性が阻害されます。
  2. 心理的ストレス
    監視されているという感覚や即時対応義務は、ストレスやプレッシャーの原因となり、バーンアウトや離職率の上昇リスクにつながります。
  3. 多様な働き方との不整合
    リモートワークやフレックスタイムなど多様な働き方を推奨する現代の労働環境において、画一的な即時対応ルールは合理的でない場合が多いです。

緊急性がある場合や電話対応のみ例外

緊急性の高い業務やカスタマーサポートなど、即応が本質的に求められる業務範囲で、かつ事前に合意が取れている場合は例外的に許容される場合があります。ただし、その場合でも交代制や休憩時間の確保など配慮が必要です。

結論

多くの場合、常時監視・10分以内の返答義務は適切とは言えません。業務効率や心理的安全性、多様な働き方の観点からは、より柔軟で現実的な対応ルールを検討すべきです。


仕事は納期と品質が全て、遅れていないのに監視しすぎはNG

以上、一般的な見解でした。

それほど緊急性が高くない状態で、常にオンライン状態を監視するのは適切とはいえません。部下のパフォーマンスを奪っているということに早く気づきましょう。

もし部下がサボっていないか気になるのだとしたら、それも仕事の本質を誤解しています。仕事で大切なのは納期に間に合うかどうか。納期に遅れているなら問題ですが、遅れていないなら何の問題もありません。

逆に納期に間に合っていないのであれば、常に監視し仕事ぶりをチェックするのではなく、適切な納期設定と、部下の成長を促進すべきです。「常に見張っていれば良い仕事をしてくれるはずだ」という考えは、平成どころか昭和です。今の時代そんな老害思考で成果を出せるほど、仕事は甘くありません。認識を改めましょう。


マイクロマネジメントに困ったら転職の準備を!

もし、リモートワークにも関わらずマイクロマネジメントの被害を受けているなら、早めの転職をオススメします。

リモートワークという業態で仕事ができるいるということは、少なからずあなた自身に「専門性のある仕事ができる」という能力がある証拠です。リモートワークの会社は少ないので、手放すのは惜しいでしょうが、もっと良い会社は必ず見つかります。より快適な人生を送るため、質の良い仕事を選びましょう。

そして、クソ上司の蔓延る職場からはどんどん人材が流出していくということを実感させ、ダメな企業には潰れてもらいましょう。

ありがとうございました。

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