ADHD上司の特徴と対処法【多動性障害】

社畜ライフハック

ADHD(注意欠如・多動症)とは、注意力がなく落ち着きがないのが特徴な発達障害の一つです。

主に子供の問題として捉えられがちですが、大人になってもADHDの傾向を持つ人は少なくなく、特に「グレーゾーン」と呼ばれるケースでは、幼少期に見過ごされ特別な教育もされまま普通に社会生活を送っている場合もあります。

中にはADHDの特徴を持ちながら上司や社長のポストに就く人もいるため、上司にADHDの傾向が見られる場合、対処が必要になります。


ADHD上司の特徴と対処法

ではADHDの傾向がある上司はどのような特徴を持っているのでしょうか?
以下に3つのパターンと対処法を解説します。


コミュニケーションが活発

まずコミュニケーションが活発な点が挙げられます。

仕事中でも色々と話をしたり、一方的に聞いてもいないことを語り出したりします。また早口で話が聞き取りづらいこともよくあります。

コミュニケーション能力が高く見えるので、社内の盛り上げ役として重宝されていることもあります。実際こういう人も必要だったりするので、割り切れば案外良いキャラクターとして受け入れられます。

このタイプは単にやかましいだけでそれほど害がないため、適当に相槌を入れたり、適切なタイミングで席を立ち距離を取るなどの対処が有効です。仕事が忙しいふりをしていれば会話を避けられることもあります。

基本ただ話したいだけなので、よりたくさん話を聞いてくれる人のところに行ってくれます。


業務の整理が苦手

ADHDは集中力がなく物事の整理が苦手なため、適切な仕事の割り振りができていない場合があります。そのため進捗管理が上手くできず、急に仕事を振られたりすることがあります。

また忘れ物が多く、上司の受け持つ業務自体が上手く進んでいないこともあります。

常務遂行能力が高くないにも関わらず、上司というポストに就けることから、会社の人事評価が終わっているか、部下に仕事を丸投げしている傾向が強いことが推測されます。

かなり危険な職場なので、早めに離れることをオススメします。上司が無能に感じることも多くストレスが溜まるので、人間性が評価できないのであれば転職の準備をしましょう。


突発的な行動が多い

思いつきでアイデアを実行しがちなのもADHDの特徴です。

上司の場合まで権限の範囲が狭いため、それほど振り回されることもないですが、ワンマン社長の場合はかなり致命的です。

この突発性ゆえに成功した側面もありますが、その計画性のなさに振り回されることが多々あります。よほど付いていきたい魅力的な人間でない限り、突然のアイデアにより疲弊し、せっかく準備した計画もその衝動性で次々と変更、しまいには計画自体が白紙に戻ることもあり、ストレスになります。

本来一人で動くべき人間が組織を持ってしまうと、このような不幸が起きるわけですね。


一番重要なのは人柄

一言にADHDの人間全てが悪いとは言い切れず、人によってはADHDでも業務上はそれほど致命的な障害にならなかったり、自身の特性を理解しミスが起きないように努力している人もいます。

上司というポジションに必要なのは、部下を適切に動かし成長させることです。たとえ業務上無能でも、部下がついていきたい支えたいと思える上司であれば、それは上司としては優れています。

なので一番重要なのは人柄です。

ADHDかどうかよりも、シンプルにクソ上司かどうかがポイントになってくると思います。クソ上司の場合、ADHDとか関係なくパワハラ問題に発展したりもするので、そういう人間の下で働いているなら、早めの転職をオススメします。

部下にも上司を選ぶ権利があります。

ありがとうございました。

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